「バレンタインに職場で自分だけがチョコをもらう」
自分を好きなのか、脈があるのか気になりますよね。
職場であなただけにチョコを渡した女性の心理
まず、市場分析をしましょう。ここでいう市場とは「職場」です。あなたは独身、相手は好みのタイプ（もしくは許容範囲）と仮定します。
周囲の男が全て既婚者だとしたら、職場であなただけがバレンタインチョコをもらっても不思議ではありません。つまり、あなたが好き、脈があるとは断定しにくい。
ただし、断定しにくいだけで、脈がないとは言っていません。あなた以外にも独身が多いなら、義理チョコではない脈ありの可能性が浮上。
競合の人数にもよりますが、なぜ職場であなただけがバレンタインチョコをもらえたのが、分析する必要があります。紙とペンを用意して、ゼロベースで思い当たることをなぐり書きしてください。
お礼節
例えば、あなたが直接の上司にあたるとか、仕事でフォローすることが多いとか、相手があなたとして職場で関わることがないとか。
こういう場合は、日頃のお礼としてチョコを渡している可能性もでてきます。
もちろん、職場での接触回数が多いゆえに、あなたに好意も持っている可能性も同時にあるわけですが、「お礼説」を頭の片隅においておくことが重要です。
社内政治説
バレンタインを利用して、社内での自分の評判をあげようという女性の戦略です。こう書くと、あざとい感じがしますが、一般的に職場で女性の立場は弱いことが多く、生き残るにはそれなりの工夫、点数稼ぎが必要。
あなたが、相手にとってのキーマン（管理者）にあたる場合、「社内政治説」を疑ってください。例えば、派遣社員から直雇用にしてもらいたがってるとか。
下手に、熱くなって行動すると、勘違いで気まずくなって仕事にならなくなることも。逆に、あなたと相手の女性との接触回数が少ないのにチョコをプレゼントされた場合。
自分のことを好きになる理由がないから義理チョコだと断定するのは早計すぎます。あなたが知らない、気づかなかっただけで、相手はあなたのことを知っている、見ている、友達から話を聞いている場合もあります。
この場合は、相手と自分の間にいるキーパーソンがいる可能性が高いです。私たちが思うよりも世界は狭い。「六次の隔たり」という話があって、全ての人や物事は６ステップで繋がっているそうです。あくまでも重複なしでカウントした理論上の話ですが。
義理チョコ説
最近は社内での義理チョコが減ってきました。本命率は上がっているのですが、本人の口から聞けないので対応に困るケースが増えています。
義理チョコにかける値段はそのままで、あげる人を限定する女性も増えています。ただ、義理チョコを１人だけにあげるという話は聞いたことがないです。
ないとは思いますが、「本当に自分だけがもらったか」を常に疑う姿勢も重要。というのも、計算高い女性は「他の人にあげてないので内緒にしてください」と男に言うことも。
もし義理チョコで、全員にそれを言ったら。あなたが同僚に「誰からチョコもらった？」と聞いても、その人のことは言わないでしょう。
もちろん、計算ではなく、本命チョコとして、ある意味告白の意味合いも込めていう人もいます。（だから話がややこしくなる）
最近は告白しないで渡す女性も増えています。せいぜいメッセージカードをつけるだけ（しかも「好き」とは書いていない）
スマホ全盛、年賀状を出す人も減るこの時代に、手書きのカードを用意するのは、よほど筆まめな人か、あなたが好きな人かのどちらかです。※この考え方は１０代、２０代の女性の場合。３０代以上だと義理チョコでも手書きのメッセージは添える人も多い。
義理チョコかどうかを見分けるテクニックとして、職場の他の女性がくれたチョコとの比較があります。社内の女性陣で、義理チョコに何を渡すのか商品を統一している場合があるからです。
あくまでも可能性の話なのですが、別の人からもらったチョコと同じ場合、義理チョコの可能性が高いかなと個人的には思います。この世にチョコはたくさんあるのに、同じチョコをもらうというのは、偶然とは考えにくいからです。
どのように対応すべきか？
まずは、ホワイトデーに必ずお返しをしてください。仮に義理チョコでも返すのが礼儀です。あげて、あなたが損することはありません。
むしろお返しをしないほうが、あなたのリスクは高まります。もし本命であれば、そして相手があなたの好みなら、彼女を作る機会を逃すことになります。
贈るものは、３倍以上の商品を選びましょう。お返しを用意したから安心ではありません。２月１４日のバレンタインからホワイトデーまでは１ヶ月あります。この間に、できるだけの情報を集めたいものです。
と同時に相手に揺さぶりを入れてみるのも良いでしょう。