好きな人に好かれるには、自分が相手にどのように認識されているかを知ることが最優先です。
ネットで方法を探すと「清潔感大事！」「彼女の好みに合わせる」「どの女性にも平等に接する」「コミュニケーション能力を高める」など書かれてあります。ただ、それって「好きな人限定」というより、男が女に好かれる一般論だと思うわけです。
「接触回数を増やす」「相手との共通点を探す」「困っているときに助ける」などは、好きな人に好かれるという意味では、それっぽいですが、効果は怪しいです。
相手からみて、あなたが嫌いな人、印象が悪い人なら、いくら接触回数を増やしても嫌われるだけ。同様に「共通点」や「助けられても」、相手からすれば気持ち悪いだけ。
大事なのは、あなたが彼女にどう認識されているのかを確認することです。相手にとっての自分を基準にして好かれる方法を考えるのです。
好きな人に好かれる方法とは？
好きな人から見たアナタが、何なのかを知ること。なぜなら、多くの人が「自分は相手にこう見えているだろう」と勝手に予測して、それを基準にアプローチするからです。
好きな人の頭の中にある自分を分析する
社内で「優しい男」で通していても、実際は「裏表があるっぽい人」とか「無理にして優しい男を演じてる人」などと彼女に認識されているかもしれません。なぜ、このようなギャップが生じるかと言えば、日常の些細な行動が原因になっているのです。
例えば、普段は優しいのに、仕事が忙しくなると自分優先で物事を進めようとしてしまう。電話の話し方がキツくなるなど。好きな人にそのような態度はとらないとしても、その光景が見られれば、相手の印象はそのように変わってしまいます。
「いやいや、仮にそれを見たとしてもすぐ忘れるでしょ」と思うかもしれません。たしかに、あなたを観察するのが仕事でない限り、忘れるでしょう。でも、これが逆に厄介なのです。「あの人は○○な人」と何となく潜在意識に残るのです。
なので、あなたの優しい行動を見ても、本人にも理由が分からないけれども、近寄らないほうが良いと本能がブレーキをかける。
普段の自分を俯瞰する
じゃあ、どうやって自分のイメージを相手から聞き出すかといえば、基本的には無理です。直接聞ける勇気があるなら、たぶん今ごろ告白しているでしょう。本人には聞けないとしたら、方法はただ一つ。普段、自分がどういう行動をしているのかを、第三者目線で確認することです。
よろしいでしょうか？
「自分はこういう人間だ」と思っているのは本人だけです。自分の聞こえている声と、実際の声が違うのとにています。あなたの行動一つ一つを、他人目線でチェックしてみてください。
特にクセは要注意です。貧乏ゆすりしているとか、椅子に深く腰掛けて偉そうとか、無意識にやっているので、頭で考えても分かりません。
実際に、職場で、冷静に自分自身を観察してください。その自分を、彼女が認識している自分だと仮定して、それを基準に策を練るのです。悪い印象があるものは全て直す。しかも一時期ではなくずっとです。
人は1回や2回で、アナタの印象を改めません。習慣化させてください。あなたの印象をマイナスからゼロ、もしくはプラスまで引き上げてはじめてスタート地点に立てます。その時点で、接触回数を増やすとか、共通点を話題にするとか、相手の脳内に残るように努力することが大事です。
人それぞれのアナタがいる
ちなみに、好きな人には直接聞けないけれども、仲の良い友だちになら「俺ってどういう人だと思う」と聞けるし、忖度なしで話してくれるはず。こういうケースもあるかもですが、あてになりません。
人それぞれ、アナタのイメージは違います。同じ景色を見ても、人それぞれ違う景色を見ているのです。なぜなら、人は自分の聞きたいことしか聞かない、自分の都合の良いように解釈する、自分のおぼえておきたいことだけ憶えるというバイアスの塊だから。
つまるところ、自分を見つめ直すしか手立てはないのです。
自分を俯瞰するさいのチェックポイントは、以下の記事を参考にしてください。