女性に推しと言われたら

女性に推しと言われた女性と話すには?

「女性に推しと言われた」が、それってどういう意味なのか?

知りたいですよね。自分を好きなのか、からかっているのか、そもそも「推し」と「好き」の違いは?考えるほどわけがわからない。

女性に推しと言われた

まず言えることは、マイナスの言葉ではない。女性がからかって「推し」と言ったわけではありません。

じゃあ、「付き合いたい」かといえば微妙。このニュアンスを区別するには「推し」の歴史を知る必要があります。

「推し」の意味と歴史

まずは国語辞典を見てみましょう。

「推し」とは、人やモノを薦めること、評価や応援したい対象として挙げること、そうした評価の対象となる人やモノのことを意味する表現。

1980年代のアイドルブームには「推しメン」、2000年ごろには「推し活」という言葉が誕生しています。

はじめは熱狂的なオタク世界の俗語でしたが、ここ数年はマスコミの後押しもあり、市民権を得て広く使われるようになりました。

自分が個人で楽しむだけでなく、他人にも伝えて応援したいぐらいの活動するわけですが、その対象は有名人や商品・サービス。

それが一般人に対して「推し」と言うようになったのはつい最近の話です。

女の「推し」と「好き」の違い

では有名人ではなく一般人に対して「推し」を使う場合の目的を考えてみましょう。女同士の場合、牽制の意味を込めて「○○君推し」と使う場合があります。

つまり、私が○○君をねらっているのだから、あなたはとらないでね。という意味です。この場合「推し=好き」とほぼ同義です。

しかし、女性が本人(男性)に「推し」と言う場合、「(恋愛感情はなく)かわいい」というニュアンスを込めている可能性が高い。

実は古くからこういう表現をする女性はいました。「令和」特有の話ではない。表現が「かわいい」「優しい」から「推し」に変わっただけ。

女が「推し」を使う意味

彼氏がいる人でも「○○君ってかわいいよね」「○○君って優しいよね」という意味でも「○○君推し」は使います。

・かわいいけど、恋愛対象ではない

・優しいけど、恋愛対象ではない

本人にその気はないのに、男を惑わせ勘違いさせる。なので、推しと言われても自分を好きだと即断するのはNG。

もちろん「好き」と言えなくて、照れくさくて「推し」という人もいます。ただ確率的にはそう高くないので熱くなりすぎないように注意すること。

とはいえ、わざわざ言うのですから日頃の接し方しだいで、恋人関係に発展する可能性もゼロではありません。好みのタイプなら焦らずに相手の行動や発言を観察することから始めましょう。

タイトルとURLをコピーしました